先日の大雨で青森でも一部で浸水被害が出るなど、最近の異常な雨の量を見ていると決して他人事とは思えなくなってきました。私の住んでいる地域も一時ものすごい量の雨が降り、雨の音で朝方目が覚めたほどです。
早速、新築を建てている場所の洪水ハザードマップを確認したところ「浸水想定区域」に属している事が判明しました。。。やっぱり。。
大雨に関するニュースや情報を見るたびに「もし、新しい家で洪水や浸水被害が起きたらどうしよう・・」と思い、近くの川の氾濫状況が分からないか調べてみました。
そうすると、川の水位状況や気象庁が発表する警報や注意報の状況、避難場所まで色々と簡単に知る方法が分かりましたので、ご紹介したいと思います。
目次
川の氾濫や現在の河川の水位を調べる方法
川の氾濫状況や河川の水位を調べる方法とは、Yahoo(ヤフー)が提供している天気・災害情報の中の「河川水位情報」にあります。
かなり情報が分かり易くて、なおかつハザードマップや避難場所まで調べられる優れものです。
特定の川の状況を調べるには
「河川水位情報」が便利なところは、特定の川の現在の水位情報が分かることです。
2つの検索方法がつかえるので、とても便利です。
河川水位情報で分かる事は「調べたい川の現在の水位」や「その川ごとの、水位による川の危険度」も簡単に分かります。
川の危険度とは、水位によって「平常」「水防団待機」「氾濫注意」「避難判断」「氾濫危険」に分かれています。例えば、水位が2mを越すと「氾濫注意」に該当など、川ごとに水位によって危険度の目安が示されているので、非常に分かりやすいところが個人的に気に入っています。
雨がかなり激しく降ったときは、近くの川の状況をすぐに確認しました。
河川の警戒情報や洪水予報発表中の河川を調べるには
河川の警戒情報も「河川水位情報」ページの下の方に、氾濫が発生している川の情報や氾濫注意情報がどの場所に出ているかも掲載されています。
7月24日 22:28現在で、秋田県の「雄物川」「丸子川」「横手川」が「氾濫発生」として発表されています。以前、秋田県に住んでいたので、この情報を見るだけで心が痛みますし、さらに被害が広がらないことを祈るばかりです。
洪水ハザードマップも掲載されている
自分の住んでいる場所が洪水による被害が想定されている地域かどうかも、地図に色分けされて載っています。自然災害によって被害が出そうな場所をまとめた「ハザードマップ」も地図の中に色分けされて載っているので助かりますよ。
地図を拡大して自分の住んでいる地域や気になる地域の場所をみると、洪水による被害が出そうな地域は色が塗られているのですぐに分かると思います。ちなみに、新築を建設中の場所は黄色に色塗りされ、水害が発生した場合は「50cm程度の浸水」が想定されていました。。。。
避難場所も掲載されている
河川水位情報に掲載されている地図を拡大していくと、避難所場所も分かるようになっています。住んでいる地域に地図を拡大すると、最寄りの避難所場所が地図上に表示されるので、すぐ分かりますよ。
どこに避難すればいいか分からない場合は、一度確認しておくことをおすすめします。私もよく分からなかったので、確認しておきました。
Yahoo(ヤフー)の「河川水位情報」を利用する上での注意点
Yahooの「河川水位情報」を利用する上で注意点もあります。
必ずしも調べたい川の場所が必ず調べられるわけではない
例えば、青森で一番長い川は「馬淵川(まべちがわ)」ですが、川が長すぎて調べたい場所に水位計が設置されているとは限りません。水位計が設置されている場所に結果が左右されるので、あくまでも完全ではないと考えておきましょう。
ハザードマップや避難場所の情報が古い可能性もある
自宅近くの避難場所を調べていた時に、すでに無くなっている建物が避難場所として表示されていました。そのため、最新の情報ではない可能性があります。
正確な情報を知りたい場合は、県や市のホームページで確認すると確実です。
あとがき
川の水位を事前に知ることが出来れば、自分で川が増水して危険になる前に避難の準備なんかも始められると思うんです。だから、「川の氾濫や水位を確認する方法」を知ることは、自分で簡単に出来る災害対策なんじゃないかと思いました。
家を購入するとこんなにも自然災害が気になるようになるんだなっと、自分の小心者ぶりにもビックリですが。(笑)
でも、本当にシャレにならないですからね。せっかく新築建てたのに、自然災害でダメになるとか想像しただけで・・・怖くなりますね。だから、火災保険選びはじっくり慎重にやろうと思います。
と言っても、きっといつもお世話になっている「ほけんの窓口」に相談しようと思ってますが。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。