「洗面所のクッションフロア、失敗したかも…」と、後悔する人が実はとても多いんです。
イメージと使用感のギャップや使い始めて後悔することなど、クッションフロアは選び方を間違えると日々のストレスにつながってしまいます。
そこでこの記事では、洗面所のクッションフロアで失敗しやすい9つのポイントと、後悔しない選び方のコツ5つを詳しく紹介します。
さらに、ほかの床材との比較や長くキレイに使い続けるメンテナンス方法までしっかり網羅。
この記事を読めば、あなたにとって最適な床材が選べるようになり、快適な洗面所が実現できますので、最後までご覧ください。
洗面所にクッションフロアが選ばれる理由は機能性とコスパの高さ

洗面所の床材にクッションフロアが選ばれる理由は、水回りに適した機能性とコストパフォーマンスに優れているからです。
クッションフロアは塩化ビニール素材で作られたシート状の床材で、水をはじく耐水性に優れています。
洗面所は毎日水を使う場所のため、濡れてもサッと拭き取るだけで済む手軽さが魅力です。
さらに、フローリングなどの床材と比べて施工費用が安く済みます。
デザインや色柄のバリエーションも豊富で、大理石調やタイル調、木目調など好みに合わせて選べるのもポイントです。
このように、実用性とデザイン性を両立しながら予算を抑えられることから、洗面所の床材としてクッションフロアが選ばれています。
洗面所のクッションフロアで「失敗した・・」と後悔する人が多い9つのポイント

クッションフロアは機能性やコストパフォーマンスに優れていますが、洗面所に適した選び方だったり床材の特徴を理解していないと後悔することがあります。
ここでは実際にクッションフロアで失敗・後悔したと感じるポイントを9つご紹介します。
1.白いクッションフロアは髪の毛や汚れが目立つ

白いクッションフロアは清潔感があって明るい印象になりますが、髪の毛やホコリが目立ちやすいのが難点です。
洗面所は毎日髪の毛が落ちる場所なので、黒っぽい髪の毛が床に1本落ちているだけでもかなり目立ってしまいます。
水垢や石鹸カス、化粧品の汚れも白い床では気になりやすく、こまめに掃除をしないと床が黒ずんでしまいます。
きれいな環境を保ちたいと思うほど頻繁な掃除が必要になり、ストレスを感じる原因になり得るでしょう。
白系のクッションフロアを選ぶ際は、汚れが目立ちやすい特性を理解した上で、日々の掃除の手間を考慮して決めることが大切です。
2.クッションフロアの凹凸にゴミがたまる

表面に凹凸のあるデザインのクッションフロアは、滑りにくいというメリットがある一方で、溝にゴミや汚れが入り込みやすいのが欠点です。
髪の毛やホコリ、石鹸カスなどが凹凸部分に溜まりやすく、通常の拭き掃除だけでは汚れを取りきれません。
フローリングワイパーを使った日常の掃除でも、凹凸に引っかかって髪の毛がスムーズに取れないこともあります。
掃除の手間を減らしたい方は、凹凸が少ないフラットなデザインのクッションフロアを選ぶと失敗を防げるでしょう。
3.クッションフロアの掃除がしにくい

クッションフロアのデザインや柄によって、思った以上に掃除がしにくいと感じることがあります。
木目調やタイル調など表面に細かい溝があるタイプは、汚れが隙間に入り込んでしまい通常の拭き掃除では取れません。
汚れがこびりついた場合は、細かいブラシや適切な洗剤を使って丁寧に掃除する必要があり、時間と手間がかかってしまいます。
購入前にカットサンプルを取り寄せて、実際に凹凸を確認しながら拭き掃除のシミュレーションをしてみると安心です。
簡単にお手入れを済ませたいなら、手間をかけずに掃除ができそうか試してから選ぶようにしましょう。
毎日のお手入れを楽にしたい方は、表面がフラットで掃除しやすいタイプを優先的に検討することをおすすめします。
4.クッションフロアに傷や凹み跡がつきやすい
クッションフロアは柔らかい素材でできているため、物の重さで凹み跡がついたり、硬い物を落とした衝撃で傷がついたりしやすいです。








写真のように傷がついてしまうと、隠しようがないので目立ってしまうのが難点です。
傷や凹みが気になる方は、硬めの素材を使った床材を選ぶとよいでしょう。
我が家の洗面所はこちらで紹介していますので、ご覧ください。
関連記事:【WEB内覧会】洗面所・脱衣所編【入居前】洗面化粧台はLIXIL(リクシル)に
5.見本のイメージと仕上がりに差がある


カタログやサンプル帳で見たクッションフロアのデザインと、実際に完成した後の仕上がりがイメージと違ったという失敗例は多くあります。
小さなカットサンプルで確認したときと、実際の広さで見たデザインとでは、色や柄の印象が異なって見えることがあるからです。
太陽の光や照明の種類によっても色味に影響を受け、クッションフロアの色は違って見えたりします。
洗面台やドア、壁紙とのバランスも、実際に施工してみないと分かりにくい部分です。
後悔しないためには、できるだけ大きめのサンプルを取り寄せて、実際の洗面所に置いて確認することが大切です。
朝と夜など時間帯を変えて見え方をチェックしておくと安心でしょう。
6.子どもが水や汚れを踏んで家中に広げてしまう


子どものいるご家庭では、お風呂上がりに足の裏が濡れたまま歩き回って、床が濡れてしまった経験はありませんか?



クッションフロアは防水性が高いため、足裏の水滴が染み込まず、表面に残ったままになります。
そのため、子どもが濡れた足のまま歩き回ると、リビングや廊下まで水が広がってしまいます。
水だけでなく、汚れの場合はさらに厄介です。
たとえば、洗面所で子どもが使用した習字の墨や絵具を洗っているときに、汚れが飛びはねてクッションフロアに落ちても、すぐには染み込みません。
防水性が高いがゆえに、汚れはクッションフロアに残ったまま。
その汚れを子どもが踏んで家中を歩き回ってしまうと、リビングや廊下にまで汚れが広がってしまい、掃除の範囲が一気に増えてしまいます。
そのため、小さな子どもがいる家庭では、汚れが目立ちにくい色を選んだり、洗面所の出入口にマットを置いたりする対策が必要です。
7.クッションフロアが安っぽく見える


クッションフロアは塩化ビニール素材で作られているため、素材のテカリや質感がフローリングやタイルと比べると質感の面で見劣りする場合があります。
例えば木目調のクッションフロアは、遠くから見れば本物の木のように見えますが、近づくとプリントされた柄だとはっきり分かってしまいます。
石目調やタイル調も同様で、質感が本物とは大きく異なるため高級感が出にくいでしょう。
洗面所全体の雰囲気にも影響するため、事前にサンプルを取り寄せて実物の質感をしっかり確認することが大切です。
最近は高級感のあるデザインの商品も増えているので、じっくり比較して選びましょう。
8.クッションフロアの施工が悪い


クッションフロアはDIYでも施工できる手軽さが魅力ですが、丁寧に作業しないと仕上がりが悪くなってしまいます。
特に角や隅の部分は、クッションフロアを正確にカットして貼らないと綺麗に納まりません。
施工が雑な人や慣れていない人が作業すると、隙間ができたり浮いてしまったりすることがあります。
洗面台などの水回りは、クッションフロアの一部が浮いて剥がれてくると、そこから汚れや水が入り込んでしまいカビが発生することもあります。
クッションフロアの施工が完成した後は、角や隅に隙間や浮きがないか仕上がり具合を確認しましょう。
床材の張り替えはDIYもできますが、自信がない方や完璧な仕上がりを求める方は、専門業者への依頼がおすすめです。
9.湿気でカビが生えることがある


洗面所は湿気がこもりやすい場所のため、クッションフロアの施工方法や換気状態によってはカビが生えてしまうことがあります。
カビの発生は、施工時に角や隅の部分が浮いていたり隙間があったりすると、その部分に水が入り込んで湿気が溜まることが原因です。
クッションフロア自体は防水性が高い素材ですが、下地との間に水分が入り込むと乾きにくく、カビが繁殖しやすい環境になってしまいます。
また、洗面所の換気が不十分だと室内全体の湿度が高くなり、カビのリスクが上がるでしょう。
カビを防ぐには、まずは施工を丁寧に行い水や湿気をクッションフロアの下地に入れないことが重要です。
また、日頃から換気を心がけたり、水滴をこまめに拭き取ったりすることでカビの発生を防げます。
洗面所のクッションフロアで失敗や後悔しない選び方のコツ5つ


クッションフロア選びで後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえれば大丈夫です。
ここでは失敗を防ぐための具体的な選び方のコツを5つ紹介します。
1.クッションフロアの色は汚れが目立ちにくい中間色から選ぶ


クッションフロアの色選びでは、汚れや髪の毛が目立ちにくい中間色を選ぶと失敗を防げます。
白や黒などの極端な色は、汚れやホコリが目立ちやすく掃除の頻度が増えてしまうからです。
グレーやベージュ、ライトブラウンといった中間色なら、髪の毛や水垢が落ちていても気になりにくくなります。
さらに、ベースカラーにランダムな柄や模様が入った石目調のデザインを選ぶと、多少の傷や汚れがあっても違和感なく使い続けられるでしょう。
洗面所は毎日使う場所のため、防水性や防汚性が弱まってきても快適に過ごせる色を選ぶことが大切です。
その点、中間色は洗面台や壁紙とも合わせやすく、落ち着いた雰囲気の洗面所になるでしょう。
2.凹凸や目地のないクッションフロアを選ぶ


表面がフラットで凹凸や目地のないクッションフロアを選ぶと、日々のお手入れが格段に楽になります。
凹凸や目地があるデザインでは、溝に髪の毛やホコリ、石鹸カスが入り込んで掃除に時間がかかってしまうからです。
フラットなデザインならフローリングワイパーがスムーズに動き、ゴミや髪の毛を簡単に取れます。
洗剤を使った掃除でも、溝に残る心配がなくきれいに拭き取れるでしょう。
購入前にサンプルを取り寄せて、実際に手で触って凹凸の程度を確認するのがおすすめです。
毎日のお手入れをサッと済ませたい方は、凹凸が少ないシンプルな表面加工のデザインを優先的に検討しましょう。
3.洗面所の雰囲気にマッチしているかトータルバランスを考えて選ぶ


クッションフロアを選ぶ際は、洗面所全体の雰囲気と合っているかバランスを考えることが大切です。
洗面台や収納家具の色味や雰囲気を考慮せずに床材だけでデザインを選んでしまうと、空間全体の統一感が損なわれてしまいます。
例えば白い洗面台にはグレーやベージュなど落ち着いた色調の床材が調和しやすく、木目調の収納家具があるなら同じトーンの木目柄を選ぶとまとまりのある印象になるでしょう。
水栓金具がシルバーやゴールドの場合は、輝きを引き立てる同系色のアクセントが入った柄を検討するとよいです。
洗濯機や空気清浄機などの家電の色味も考慮すると、より一体感のある空間を作れます。
床材だけでなく洗面所全体のトータルコーディネートを意識して選びましょう。
4.クッションフロアのサンプルで実物の色味やデザインを確認する


クッションフロアは必ず実物のサンプルで色味やデザインを確認してから決めることが大切です。
スマートフォンやパソコンの画面、カタログの印刷物だけで選ぶと、後悔するかもしれません。
なぜなら、画面や印刷物は照明条件や色調整によって本物とは異なる色に見えてしまう場合もあるからです。
後悔しないためにも、サンプルを取り寄せて自然光と室内照明の両方で色味やデザインを確認しましょう。
時間帯によって自然の光や照明で色の見え方が変わるため、朝・昼・夜の異なる条件下でチェックすると安心です。
洗面所の床をリフォームする場合は、既存の洗面台や壁紙と実物サンプルを並べて、雰囲気が合うかも確認できます。
柄物の場合は小さいサンプルでは柄の大きさが分かりにくいため、大きめのサンプルが取り寄せられるか確認するとよいでしょう。
5.クッションフロア以外の床材と比較・検討してから決める


洗面所の床材はクッションフロア以外にも選択肢があるため、ほかの素材と比較してから決めると失敗や後悔を防げます。
クッションフロア以外の床材は以下の3種類があります。
- フロアタイル
- フローリング
- コルクタイル
フロアタイルは硬質塩化ビニル製で耐水性と耐久性に優れ、リアルな質感が魅力ですがクッション性がなく価格は高めです。
フローリングはデザイン性が高くおしゃれな仕上がりになりますが、水に弱いタイプは洗面所には不向きです。
コルクタイルは断熱性や防音性に優れ足に優しい素材ですが、色あせや変色を起こしやすい欠点があります。
各床材の特徴とメリット・デメリットを理解した上で、デザインや予算、求める機能に合ったものを選ぶことが大切です。
クッションフロアは価格が安く施工が簡単で耐水性が高い点が魅力なので、総合的に判断して最適な床材を選びましょう。
DIYでリフォームや床材の変更を検討しているなら、「DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】」は参考になるのでおすすめです。
洗面所で使われる床材4種類のメリット・デメリットを比較!
洗面所の床材にはクッションフロア以外にも選択肢があります。
ここでは代表的な4種類の床材について、メリット・デメリットを詳しく比較していきます。
| 床材 | メリット | デメリット | 1㎡あたりの費用 |
|---|---|---|---|
| クッションフロア | ・耐水性が高く水回りに適している ・クッション性があり疲れにくい ・施工が簡単でほかの床材より安価 ・木目柄から石目柄までデザインが豊富 | ・フローリングやフロアタイルと比べると高級感に欠ける ・傷がつきやすい ・重い家具の跡が残りやすい | 2,000~6,000円 |
| フロアタイル | ・クッションフロアより硬い ・美しい仕上がりで高級感がある ・水や汚れに強くお手入れが簡単 ・耐久性が高く長く良い状態を保てる ・耐摩耗性に優れている | ・クッション性がなく硬いためへの足腰へ負担がかかる ・タイルの継ぎ目に汚れや水が入り込むことがある | 4,000~8,000円 |
| フローリング | ・ナチュラルな質感とデザイン性の高さ ・居室との一体感が生まれやすい ・無垢フローリングは木の温かみや調湿効果がある ・複合フローリングは耐久性が高い ・防水性を兼ね備えたタイプもある | ・水が染み込んで木材が腐食するリスクがある ・濡れた際はすぐに拭き取るなどこまめなお手入れが必要 | 8,000~20,000円 |
| コルクタイル | ・弾力性がある ・断熱や防音性に優れている ・冬場でも床の冷たさを感じにくい ・転倒した際もダメージが少なく安全性が高い ・環境にやさしい天然素材でアレルギーを持つ方にも安心 | ・紫外線で変色や褪色が起こりやすい ・窓のある洗面所では経年劣化しやすい ・長時間水に濡れたままにしておくとシミやひび割れの原因となる ・こまめなお手入れが必要 | 9,000~20,000円 |
クッションフロア


クッションフロアは塩化ビニールを主成分としたシート状の床材で、洗面所に多く使われています。
耐水性が高いので洗面所などの水回りに適しております。
また、柔らかくてクッション性があるため長時間立っていても疲れにくいのが特徴です。
施工が簡単で比較的安価なため、コストを抑えてリフォームしたい方に向いています。
クッションフロアの1㎡あたりの費用は約2,000~6,000円程度です。
木目柄から石目柄までデザインのバリエーションが豊富で、インテリアに合わせて選べるのも魅力でしょう。
一方で、素材の特性上フローリングやフロアタイルと比べると高級感に欠けます。
また、傷がつきやすく重い家具の跡が残りやすいため、洗濯機など重量のある物を置く際は注意が必要です。
フロアタイル


フロアタイルは塩化ビニール素材のタイル状床材で、クッションフロアよりも硬いのが特徴です。
リアルな木目や石目調のデザインが施されており、本物の陶器製タイルのような美しい仕上がりで高級感が出ます。
フロアタイルの1㎡あたりの費用は約4,000~8,000円程度です。
水や汚れに強くお手入れが簡単で、クッションフロアよりも耐久性が高く長い間良い状態を保てます。
傷にも強いので、洗濯機やランドリーバスケットなど重い物を安心して置けるでしょう。
デメリットとしては、クッション性がないので、硬い床で長時間作業をすると足腰への負担が大きくなります。
また、足元がヒヤッと感じやすいため、洗面所ではスリッパやマットなどで冷たさをカバーするものがあると良いでしょう。
フローリング


フローリングは木材を使用した床材で、ナチュラルな質感とデザイン性の高さが魅力です。
洗面所もリビングや廊下の床材と合わせると、居室との一体感が生まれやすくなります。
フローリングの1㎡あたりの費用は約8,000~20,000円程度です。
天然木100%の無垢フローリングは木の温かみや調湿効果があり、天然木の風合いを楽しめます。
合板に化粧板を張り合わせた複合フローリングは耐久性が高く、防水性のあるタイプも存在します。
デメリットとしては、水や湿気に弱く水分によって木材が傷む可能性があるので、濡れた際はすぐに拭き取るなどこまめなお手入れが必要です。
コルクタイル


コルクタイルはコルク樫の樹脂で作られた床材で、弾力性があり断熱・防音性に優れています。
1㎡あたりの費用は約9,000~20,000円程度です。
足触りが柔らかく、冬場でも床の冷たさを感じにくいため洗面所や脱衣所でも快適に使用できます。
程よいクッション性があるので、子どもやお年寄りが転倒してもショックを和らげる安全性の高さが特徴です。
また、耐水性にも優れているため、水による劣化が少ないので水回りにも適しています。
耐火性や遮音性も高く、環境にやさしい天然素材なのでアレルギーを持つ方にも安心です。
デメリットとしては、紫外線で変色や褪色が起こりやすい点が挙げられます。
窓のある洗面所では太陽の光が当たると経年劣化しやすいため注意が必要です。
また、耐水性に優れているとはいえ長時間水に濡れたままにしておくとシミやひび割れの原因となるため、こまめなお手入れは欠かせません。
洗面所にクッションフロアを選んでも後悔しないメンテナンス方法


クッションフロアを長くきれいに使い続けるには、日々の正しいメンテナンスが欠かせません。
ここでは具体的なお手入れ方法を4つ紹介します。
1.日々の手入れは掃除機をかけ水拭きをする
日々の手入れはクッションフロアのゴミや髪の毛を掃除機で吸い込み水拭きをするだけできれいになります。
しかし、雑巾で水拭きをするのも大変ですよね。
そういう場合は、フローリングワイパーに挟んで使うウェットシートが手軽で便利です。
ゴミやホコリもまとめて取れるので、夜に掃除機はかけづらいときにも重宝します。
2.汚れたらすぐに掃除する
クッションフロアの美しさを保つには、汚れがついたらすぐに掃除することが重要です。
水滴や洗剤、皮脂汚れなどを放置すると、時間とともに固まってしまい落としにくくなってしまいます。
洗面所は水はねやホコリが溜まりやすい場所のため、汚れに気づいたタイミングでサッと拭き取る習慣をつけましょう。
普段のお手入れは週2~3回を目安に、掃除機やフローリングワイパーで大きなゴミやホコリを取ってから硬く絞った雑巾で水拭きするだけで十分です。
洗面台の周辺は水や石鹸、洗剤などが飛びやすいため、マットを敷いて汚れを防ぐのもおすすめです。
濡れた状態が続くとクッションフロアの表面が変色することがあるため、水拭き後は乾いた雑巾でしっかり水分を拭き取りましょう。
3.クッションフロアに適した掃除道具を使う
クッションフロアの掃除では、素材を傷めない道具を選ぶことが重要です。
基本的には硬く絞った雑巾やフロアシート、モップで水拭きすれば汚れを落とせます。
表面がビニール素材でできているため、サッと拭くだけで簡単にお手入れできるのがクッションフロアの魅力です。
ただし、研磨剤入りのスポンジや固いブラシで力を入れてこすると表面に傷がつく恐れがあるため避けましょう。
強アルカリ性の洗剤も表面を傷めやすいので使わないようにしてください。
凹凸のあるデザインのクッションフロアで溝の汚れが気になる場合は、柔らかい歯ブラシや布を使って優しくこすると良いでしょう。
また、お風呂上がりで床が濡れているときでも髪の毛を掃除するのに適しているのが、「ニトムズ コロコロ 本体 ロング どこでも用 フロアクリン」です。
粘着クリーナーのテープが床にくっつかずに、髪の毛やホコリをきれいに取れるので、クッションフロアだけでなくフローリングにもおすすめの掃除道具です。
4.黒ずみは中性洗剤で落とす
クッションフロアに黒ずみができた場合は、薄めた中性洗剤を使って掃除しましょう。
黒ずみの原因は皮脂汚れや長年の汚れの蓄積、カビの発生などさまざまです。
薄めた中性洗剤を雑巾に含ませて硬く絞り、床の汚れを拭き取ってください。
汚れが取れたら洗剤が残らないよう固く絞った雑巾で水拭きし、最後に乾いた雑巾で水分をしっかり拭き取って乾燥させます。
黒ずみが沈着してしまうとなかなか落とせないため、普段からこまめなケアが大切です。
カビが原因の黒ずみの場合は表面をいくらこすっても落とせないため、気になる場合は張り替えを検討しましょう。
まとめ|洗面所のクッションフロアの失敗例を参考に床材を選ぼう!


洗面所のクッションフロアは耐水性とコスパに優れた床材ですが、選び方を誤ると後悔につながります。
主な失敗例として以下が挙げられます。
- 白色は髪の毛や汚れが目立つ
- 凹凸があると掃除しにくくゴミが溜まる
- 傷や凹みがつきやすい
- サンプルと実物の印象が異なる
- 防水性の高さが逆に水や汚れを広げる原因になる
後悔しない選び方のコツは、汚れが目立ちにくい中間色(グレー・ベージュなど)を選び、凹凸のないフラットなデザインにすること。
また、大きめのサンプルで実物の色味を確認し、洗面所全体とのバランスを考慮することが重要です。
ほかの床材(フロアタイル、フローリング、コルクタイル)と比較検討し、ライフスタイルに合った選択をしましょう。
DIYで床材を張り替えたい方は、「DIY床材・ウッドカーペットの専門店【ELEMENTS】」がおすすめです。




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