新築一戸建てに住んで2年がたちましたが、以前住んでいた同じくらいの大きさの借家に比べて、電気代が高いことが気になっていたんです。
消費税が10%に増税されたことを期に、家計の節約をしよう!と思い立ち、電力会社の乗り換えを検討しはじめました。
いざ、電気の乗り換えを調べ始めたら、もっと早く東北電力から乗り換えておけば良かった・・・と、死ぬほど後悔しました。
電力自由化に興味がなかったので、知らない間にかなり損してることに気付いてしまったんです。。
例えるなら、割引プランや格安スマホを使わずに、高い携帯料金を払い続けているみたいな。
電力会社を乗り換える事で、どれくらいお得になるのかご紹介いたします。
目次
新築の電気代が高くなった理由について
新築一戸建てに住む前は、新築と同じくらいの大きさの古い借家に住んでいました。
広さは同じくらいだし、新築の方が基本性能は上がっているから「電気代は安くなるだろう」と考えていましたが、結果は全くの正反対!
新築に住んでからの方が、電気代が高くなってしまいました。
新築の電気代が高くなった理由はこちら。
- 1.新築に設置されたブレーカーの電気容量が大きくなったから
- 2.電気容量のアップにより、東北電力との電気プラン(契約内容)が変わったから
- 3.電気プランの変更により、借家のときよりも基本料金が大幅アップしたから
1.新築の電気の容量が大きくなったから
- 借家時代の電気容量 30A
- 新築の電気容量 10kVA
新築になってプレーカーの電気容量が30A→10kVA大幅にアップしています。
各部屋にエアコンなどの家電製品を設置したり、冬の時期に屋根の雪を溶かして流す電熱線を付けたりしても大丈夫なように考えられてのことだと思います。
2.電気容量のアップにより、東北電力との電気プラン(契約内容)が変わったから
電気容量が大きくなったので、東北電力との電気料金プランも「従量電灯B」→「従量電灯C」に変更となりました。
電気の料金プランは自宅に設置されているブレーカーの電気容量によって決められるため、変更せざるを得ませんでした。
3.電気プランの変更により、借家のときよりも基本料金が大幅アップしたから
電気料金プランの変更によって、基本料金だけで900円(税別)⇒3000円(税別)と3倍以上の料金がかかるようになってしまいました。
電気の使用量については、借家時代と比べてもそれほど多く増えているわけではありません。
それなのに、電気を使う前から2100円(税別)のアップですよ!?
電気料金の約4割を基本料が占めている月が5~6ヶ月もあります。
借家のときは2割程度抑えられていたので、明らかに電気料金に対して基本料金が高すぎる!
これには、怒りすら覚えましたよ。(笑)
電気の乗り換えを検討するときに役立ったおすすめサイトとは
消費税が上がり電気料金の高さが気になってしょうがないので、真剣に電気の乗り換えを検討しはじめました。
でも、電気の乗り換えをしようと思っても、東北電力以外に知っている電力会社は
- ソフトバンクの【おうちでんき】
- 楽天のでんき【楽天エナジー】
くらい。
自分の住んでいる地域にどんな会社があるのか分からなかったので、とりあえず電力比較サイト【エネチェンジ】で電気の乗り替えでどのくらい安くなるか調べてみました。
会員登録の必要もないし、検針票などの電気の契約内容や使用量がわかるものがあれば簡単な入力をするだけ。1~2分でできちゃいます。
その結果がこちら。
表示された電気料金プラン全18件で、料金の節約金額が大きい順に並んでいました。
1位と2位の節約金額が約27000円!
いや~、見て驚きました!
これだったら、一日でも早く電気の乗り換えをしておけば良かった~!って死ぬほど後悔しました。
だって、これだけ電気料金が節約できるんだったら、その金額で温泉旅行とか家族で行けるじゃないですか。
これを知ってすぐに奥さんのクマみに
急なことだったので、ちょっとびっくりしていました。(笑)
節約金額の大きいプラン以外に、人気プランの料金がどうなっているのかも確認してみました。
エネチェンジの中で人気トップ3だった電気料金プランを確認してみると、意外と電気料金の節約金額は小さめという結果に。
みんなに人気だからといって、必ずしも自分に合っている(電気代が一番安くなる)わけではないようです。
我が家の電気使用状況では、人気プランだと電気を乗り換えるメリットは小さいことが分かりました。
知名度や人気に左右されずに、電気の比較サイトなどを使って客観的に調べてみることが大切ですね。
電気の乗り換え先を決める上で重視した3つのポイントとは
電気の乗り換えを決めるうえ重視した3つのポイントとは、以下の通りです。
- 1.電気料金の安さ(節約額の大きさ)
- 2.ポイントやサービスなどの料金以外のプラスアルファがあるか
- 3.解約時の契約解除料の有無
1.電気料金の安さ(節約額の大きさ)
シビアに電気料金の安さを一番に重視しました。
電気の乗り換えをしようと思った理由が「新築の電気代が高いから」だったので、電気料金が安くならなければお話になりません。
ぶっちゃけ「電気代をいかに安くできるか?」が一番の関心事じゃないですか。
7割くらいは電気料金の安さで乗り換えるかどうか、判断しちゃいますね。
電力会社によって、電気の発電元に違いや特色はありますが、結局自分の家で使う電気自体の品質はどこも一緒。
電力会社によって、電気の供給が悪かったり停電のときに自分の家だけ復旧しない!なんてこともありません。
2.ポイントやサービスなどの料金以外のプラスアルファがあるか
電力会社で違いや特色が出やすいのが、ポイント還元やキャンペーンなどのサービス面に関するところ。
- サービスは一切なし!でも、電気料金は安くしています!
- 初月のでんき代0円!無料ですよ!
- ○○ポイントあげちゃいますよ!
などなど、電力会社によって様々。
電気料金が似たような電力会社があった時に、サービス面を比べると自分にとっていい方がより分かりやすくなりました。
電力自由化が始まったのが2016年からですが、電気を乗り換えた家庭は2018年9月の時点で約20%程度。
まだまだこれから電力を切り替える家庭が増えていく段階なので、各社キャンペーンに力を入れている印象があります。
キャッシャバックやポイント還元、割引サービスなどいろいろあるので絶対チェックするのを忘れないでくださいね。
3.解約時の契約解除料の有無
電気を乗り換える事を検討しているときに、つい忘れがちになってしまう事が契約を解除するときの事です。
電力会社によっては、契約を解除するときに「契約解除料」的なものが発生する場合もあります。
これだ!と思う電力会社が見つかった時は、契約解除料の有無も念のため確認する事をおすすめします。
例え、契約解除料があったとしてもそれ以上の魅力があるなら、乗り換えてしまうのも一つです。
最後に決めるときの参考程度に覚えておくといいですよ。
まとめ
新築の電気代が高い!と悶々とした不満を抱えていましたが、電気の乗り換えを調べてみたら予想以上の安さにびっくり!
我が家の場合で、年間の電気料金節約額が約27000円程度になるとの試算結果に。
まじで、「もっと早く乗り換えておけば良かった~!」と後悔しました。
こまめに電気を消したり、コンセントを抜いて節約するよりも、電力会社を変えた方がはるかに楽で、節約効果が高いんですからね。
今までの努力は何だったんだ!?(笑)
電気乗り換えを検討するなら、初めの一歩として【エネチェンジ】などの電力比較サイトを使うと、簡単に電気代がどの程度安くなるか調べらるのでおすすめです。
同時に、自分の住んでいる地域で乗り換えられる電力会社を知ることもできるので、私のような【電気の乗り換え初心者】にはとっても便利なサービスでした。
電気の乗り換えは、携帯会社の乗り換えよりもはるかに簡単!
ネットから新しい電力会社に申し込みをするだけで、電気の切り替え作業や電気会社への解約の手続き等すべてやってくれたりするので、あとは電力会社が変わるのを待つだけでOK!
我が家は、東北電力から楽天でんきに電気を切り替えることにしました。
楽天でんきの評判が良かったのと、電気代も安くなりそうだったので。
楽天でんきに電気を切り替えて本当に電気代が安くなったのか!?詳しく書きましたので、合わせてご覧ください。