新築に住んで3年目になりますが、毎年秋~冬になると壁紙の継ぎ目に隙間があくようになりました。
そのため、壁紙の補償期間ぎりぎりの新築2年点検のときに補修してもらいました。
その時に来たクロス屋さんから、壁紙の継ぎ目を補修する方法を教えてもらっただけでなく、必要な道具まで頂きました。
教えてもらった方法と道具で、自分でも簡単に壁紙の継ぎ目を補修することが出来ましたので、ご紹介いたします。
- 壁紙の継ぎ目を補修するために用意すべき道具
- 壁紙の継ぎ目を補修する方法
- きれいに仕上げるための道具選びや補修方法のコツ
目次
壁紙の継ぎ目を補修するために用意すべき道具とは
壁紙の補修をしに来た内装業者(クロス屋)さんが使用していた道具とは、
- 壁紙用のコーキング材「ジョイントコーク・A」
- 濡れた雑巾(ウェス)とスポンジ
です。
壁紙用のコーキング剤とは、隙間を埋めるなどの補修をするときに建築現場のプロも使用している道具です。
木工用ボンドのような見た目や質感ですが、時間が経過するとコーキング剤が固まります。
壁紙用のコーキング剤「ジョイントコーク・A」について
壁紙の継ぎ目を補修する道具とは、コーキング剤の「ジョイントコーク・A」です。
我が家に来ていたクロス屋さんが壁紙の補修で使用していたものを、そのまま頂きました。
我が家の壁紙はほとんどが白色なので、継ぎ目を補修するときには
- ジョイントコーク・A ホワイト
- ジョイントコーク・A ライトアイボリー
の2色を使い分けていました。
濡れた雑巾(ウェス)とスポンジについて
濡れた雑巾(ウェス)とスポンジの使用用途は
- 雑巾(ウェス)~ 壁につけたコーキング財をなじませたり、不要分拭き取るときに使用
- スポンジ ~ コーキング剤の先端に残っている液を拭き取るために使用
です。
雑巾(ウェス)は色が落ちないように白色、雑巾の糸や毛が付かないように毛足の短いものがおすすめ。
スポンジは必要に応じてですが、個人で少し補修する程度なら雑巾1枚だけでも十分でした。
壁紙の継ぎ目を補修する方法とは
壁紙の継ぎ目を補修する方法とは、継ぎ目に壁紙用のコーキング剤を塗ることで、空いたスキマを補修することが簡単にできます。
壁紙の継ぎ目を補修するための方法についての手順は以下となります。
- 1.壁紙の継ぎ目に汚れやゴミがないように濡れた雑巾で軽く拭き取る
- 2.壁紙の継ぎ目にジョイントコークを上から下に向けて塗る
- 3.余分なコーティング材を塗ってしまった場合は、濡れた雑巾で拭き取る
1.壁紙の継ぎ目に汚れやゴミがないように濡れた雑巾で軽く拭き取る
壁の隙間に汚れやほこりが付いている場合は、濡れた雑巾などで綺麗に拭き取ります。
我が家の場合は、そこまで汚れやほこりなどは見られなかったので、次のステップから始めました。
2.壁紙の継ぎ目にジョイントコークを上から下に向けて塗る
壁紙の継ぎ目に隙間が空いている個所に「ジョイントコーク」を塗っていきます。
壁紙の継ぎ目に沿って、適量を出しながらジョイントコークを上から下へと移動させていきます。
プロの業者さんはテンポよく一度で塗り終わっていましたが、途中でうまく塗れなかったとしても大丈夫です。ストップしてしまった周辺から再度、塗り始めても問題ありませんでした。
何度か重ねて塗り直しましたが、ジョイントコークを濡れタオルなどで馴染ませたり、不要な部分は拭き取るなどして調整すれば仕上がりは綺麗に出来上がりました。
ジョイントコークの量が多いまま放置すると、こんもりと固まってしまいます。量が多く出てしまった時は、必ず濡れた雑巾などで拭き取ってください。
以上で完了です。
画びょうなどで壁に開けてしまった小さい穴も、ジョイントコークで簡単に補修ができます。
やり方は、壁の穴にジョイントコークを埋め込むだけ。濡れた雑巾で馴染ませて、余計な部分は拭き取れば継ぎ目と同じように補修することができます。
きれいに仕上げるための道具選びや補修方法のコツ
壁紙を補修に来た内装業者さんから伝授された方法と頂いた道具「ジョイントコーク」で、妻のクマみが自分で補修した結果を拡大したのが、すぐ上の画像です。
クマみも壁紙の補修は初心者ですが、綺麗な仕上がりになりました。
仕上がりがきれいに出来たのは、適切な道具(コーティング材)を選んで使ったことと、プロの一工夫が施されていたからです。
壁紙の継ぎ目補修をするときのコーティング剤の選び方について
我が家に壁紙は、ほとんどが白色の壁紙です。
そのため、クロス屋さんが使っていたコーティング材は主に以下の2種類でした。
- ジョイントコーク・A ホワイト
- ジョイントコーク・A ライトアイボリー
ジョイントコーク・A ホワイトを使用する場面
「ジョイントコーク・A ホワイト」を使う場面は、光が当たりにくい廊下との事でした。
壁紙が白色なら一番適してそうに思えますが、実は違ったんです。
光沢があるので、光に当たると反射して白色が目立ちやすいのが特徴。
「ジョイントコーク・A ホワイト」は真っ白で光沢があるので、光に当たると反射してテカってしまい、補修している個所が目立ってしまいます。
そのため、室内ではあまり使わないとのことでした。
使用場所を間違わないように「ジョイントコーク・A ホワイト」には、「ろうか用」と書いたシールを貼っています。
ジョイントコーク・A ライトアイボリーを使用する場面
ホワイトよりも白さが抑えられていて、白い壁紙との色馴染みがいいのが「ジョイントコーク・A ライトアイボリー」です。
内装業者の方も、室内の白い壁紙は「ジョイントコーク・A ライトアイボリー」で補修していました。
今回、クマミが補修に使用したのも「ライトアイボリー」です。
テカり感が全くないわけではないですが、「ホワイト」に比べて「ライトアイボリー」の方が光に合った時にテカり感が少なく、補修箇所が目立ちにくいです。
ジョイントコーク・A 「ホワイト」と「ライトアイボリー」の色の違い
ジョイントコーク・A 「ホワイト」と「ライトアイボリー」の色の違いを比較した写真がこちら。
写真ではとても判別しにくいですが、ホワイトの方が白さが鮮やかになっています。
どちらか一つを選ぶとしたら、「ライトアイボリー」の方が白い壁紙の補修には合っていたと感じたのでおすすめです。
ジョイントコークは価格も手ごろで色の種類も多く、様々な壁紙の色に対応できるようになっています。
壁紙補修のコーディング材のなかで「ジョイントコーク」が一番色の種類が豊富なので、白以外の壁紙の補修をするときは、調べてみると希望の色が見つかるかもしれませんよ。
綺麗にコーティング剤を塗るコツについて
壁紙の継ぎ目を補修をするときに、コーティング材を買ったら「コレ、やった方が良いよ」とクロス屋さんから教えられたことがあります。
それが、コーティング材の先端を斜めにカットすることです。
「職人によって先端をカットする角度には好みがある」とは言っていましたが、教えてもらった方は角度60°くらいに先端をカットしていました。
補修するときは【カットした先端の斜めの向き】を壁紙に合わせて塗っていくと、綺麗に塗ることができました。
まとめ
壁紙の継ぎ目を補修する方法とは、継ぎ目に壁紙用のコーキング剤を塗ることでした。
白色の壁紙なら、コーキング剤「ジョイントコーク・A」の「ホワイト」や「ライトアイボリー」を使用して、内装業者も補修していましたので、プロ御用達の道具で信頼性もあります。
特に、室内の壁紙の継ぎ目を補修するなら「ジョイントコーク・A ライトアイボリー」がより壁紙と馴染んで目立ちにくいと感じました。
補修の仕方と道具、ちょっとしたコツが分かれば自分で簡単に直すことができますので、ぜひチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
今回使用したコーティング剤はこちら。