2017年の4月に38歳で新築一戸建てを購入しました。
正直、自分が新築一戸建てを購入するとは思っていませんでしたが、今考えるともっと早く購入しておけば良かったかなと思います。
そもそも、結婚をしたのが35歳の時。
子供も生まれて現状の変化や子供の将来も考えて購入への決断をしましたが、他の人たちが新築を購入した年齢や費用の総額など状況も気になるところです。
世間一般の人たちはどうだったのか、新築を購入したデータを調べてみましたのでご紹介いたします。
目次
新築を購入したときの年齢について
国土交通省が公表している「平成27年度住宅市場動向調査について」によると、新築を購入した世帯主の平均年齢が以下のようになっている事が分かりました。
- 注文住宅 40.6歳
- 分譲戸建住宅 39.0歳
- 分譲マンション 43.3歳
平均年齢で見ると40歳前後が平均のように見えますが、30歳未満も2割を超えるくらいいるようです。
また、30代と40代を合わせて約5割、20代・30代・40代で約7割程度と大部分を占めている事が分かりました。
新築・中古に関わらず初めて住宅を購入する年齢
初めて住宅を購入する(一次取得)年齢についても、世帯主の平均年齢が発表になっています。
- 注文住宅 38.5歳
- 分譲戸建住宅 37.6歳
- 分譲マンション 39.2歳
- 中古戸建住宅 41.7歳
- 中古マンション 43.1歳
初めて住宅を購入する年齢は30歳代がどの場合も最も多いという結果が出ました。
次いで、40歳代。30・40歳代になると後々の事を考えて住宅の購入を検討する人が多いんでしょうね。
新築の購入にかかった費用の総額の平均とは
購入資金についても発表がされています。
- 注文住宅(土地を購入し新築) 4176万円
- 注文住宅(建て替え世帯) 3072万円
- 分譲戸建住宅 3786万円
- 分譲マンション 3903万円
- 中古戸建住宅 2704万円
- 中古マンション 2234万円
この金額を見てどうですか?
住んでいる地域によって大きく印象が異なると思います。
お住まいの地域によって一番金額に差が出るのが、住宅費用ではないでしょうか。
都心の場合はもっと高額だろうし、私の住む田舎では豪邸が建つくらいの金額だと思います。
間違いなく、おしゃれで広々した住宅が出来上がるでしょうね。
私の地域で新築の注文住宅の見積もりをとった時の費用総額や詳細を以下の記事で紹介しています。
(関連記事:新築一戸建ての注文住宅の総額はいくら?見積もりを大公開)
新築の購入の年齢はいつがいいの?
結局、新築の購入年齢はいつがいいの?って悩みますよね。
都心では東京オリンピックに向けて不動産価格が上昇しているため、オリンピック後に予想される不動産の価格の下落を待った方が良いという情報を見かけたりもします。
私自身は38歳で新築の購入に至りましたが、正直な感想としては「<もっと早くに購入しておけば良かった」と思いました。
なぜか?それは、今まで払ってきた家賃がものすごくもったいないと感じたからです。
もちろん、仕事がら転勤もあったためしょうがない面もあります。
転勤族の場合は、住宅の購入は難しいのが現実だと思います。
都心のような不動産価格の上昇などの理由や転勤もなく永住が決まっているのなら、一日でも早く住宅購入をした方が経済的・精神的なメリットは大きいように感じました。
住宅購入が早いことによるメリット
住宅購入が早ければ早い程、住宅ローンの返済に時間的余裕が生まれるのが一番のメリットではないでしょうか。
定年前までに住宅ローンの支払が終われば、老後の資金確保もしやすくなります。
住宅購入によって住環境の向上による精神的な満足感を得られ、生活の基盤を安定させることも可能です。
その分、住宅ローンの支払いが大変な面もあるかと思いますが、現状の経済状態でお金でやりくりする必要に迫られるため、金銭感覚が身につき計画的にお金を管理できるようになる事が期待できます。
住宅購入が遅くなるデメリット
住宅の購入が遅くなるデメリットとして、住宅ローンを支払い期間によるリスクが高まり、無駄な出費をし続けなければならない可能性があります。
38歳で住宅を購入しましたが、住宅ローンを利用しての購入です。
- 借入金額が2400万円
- 返済期間が40年
です。返し終わるのが、78歳。
もしかすると、その頃にはこの世にいないかもしれません。実際の住宅ローンの詳細は以下の記事に書きました。
(関連記事:みちのく銀行で住宅ローンを借りた理由と金利のはなし)
自営業とはいえ65歳以降も住宅ローンの支払いがあるのは危険とは分かっています。
が、月々の返済額を小さくし、手元に現金を持っておくためにあえて最長の40年で借りています。
借入れ期間を短くするという事も考えましたが、月々の支払がきつく貯金に回すお金が厳しくなるためやめました。
もし、20代の内に新築の購入をしていたら、返済金額が変わらずにもっと時間的なゆとりを持って返済できますし、賃貸アパートに払っていた家賃を住宅ローンの支払に回せたかと思うと悔しくて悔しくて「キーッ!!」ってなります。(笑)
住宅の購入が遅くなればなるほど、住宅ローンの時間的余裕がなくなり老後にしわ寄せが来る可能性があります。
早く住宅を購入しておけば、家賃ではなく住宅ローンの支払に変わるので、家賃のような無駄な出費がななくなるわけです。
あとがき
新築の住宅を購入する年齢が早い方が良いと思うのは、あくまで田舎に住む私の考えです。
関東に住む友人の話を聞くと、新築住宅の価格はくらべものにならないくらい高くてびっくりしました!
私が購入した新築住宅の費用は以下で紹介しています。
(関連記事:太陽地所で新築一戸建てを建てる事に決定!その見積もり金額とは)
なにより、今は住宅ローンが低金利だから購入のタイミングとしては良い時期だと判断しました。長期の固定金利でも1%台だし、私の場合は変動金利ですが1%切ってますから。
家を購入するのに良い時期はいつか?悩むところですよね。
将来の事は誰にも分かりませんから。よく言われている事は「欲しい時が買い時」ですかね。(笑)