新築に勝手口は必要なの?
ハウスメーカー(太陽地所)から初めて我が家の図面を見せられた時に感じた違和感です。
我が家は建売の間取りをベースにカスタマイズしたプチ注文住宅。
ハウスメーカー(太陽地所)の新築一戸建ての建売住宅には標準でキッチンの横に勝手口が設けられていました。
ですが、新築の計画段階で私たち夫婦は
という事で認識が一致。
コストカットも兼ねて、キッチン横にある勝手口を窓に変更してもらいました。
この記事では
- なぜ、新築に勝手口が必要ではなかったのか
- 実際にキッチン横に勝手口のない新築に住んでみてどう感じたのか
などの我が家の意見をご紹介したいと思います。
目次
新築に勝手口は必要?キッチンの勝手口を窓に変更した理由とは
私も妻のクマみも勝手口の必要性を全く感じていませんでした。
なので、新築計画をしていたとある日に
という事で、キッチン横は勝手口から窓に変更してもらいました。
その写真がすぐ上のです。
ハウスメーカーの営業さんにコストカットも兼ねて勝手口の撤去を申し出た時は多少驚かれました。
でも、勝手口のメリット・デメリットを考えた時、どう考えてもデメリットの方が多いとした思えなかったんです!
私たちが考えた勝手口のメリット・デメリットは以下のような感じでした。
キッチンに勝手口があるメリット
キッチンに勝手口を付けた時のメリットをこう考えました。
- 勝手口のドア全体がスリガラスになっているデザインだったため、採光性に優れている
- 万が一、火事などが発生したときに外へ逃げる出口が一つ増える
以上!
メリットはこれだけしか思い付きませんでした。
キッチンに勝手口があるデメリット
キッチンに勝手口があるデメリットは以下のように思い付きました。
- 勝手口があることによって、鍵の閉め忘れなど防犯上のリスクが高まる
- 勝手口のドアの大部分が「すりガラス」のため、キッチンにいる事が外から分かる
- 体全体が「スリガラス」越しに見えてしまうのがイヤ!
- 勝手口の室内側に靴を置くスペース(土間)がないため不便
- 勝手口の外にごみを置いたりする事もない
- 勝手口を付けると、勝手口から出入りするための階段が設置されるのがイヤ
- 勝手口の上部に屋根もない
- お互いの実家に勝手口がないため、利用する習慣がない
- キッチン横に勝手口を付けたら、キッチンが寒そう
- 使用するつもりがない勝手口の費用が無駄
実際に文字にしてみると「アンチ勝手口」的な内容になってしまいました。。。
ですが、冬に雪の降る青森で勝手口を有効活用しようとすると、その分雪掻きをして通路を確保しなければならないので結構大変。
しかも、外の寒さが直接キッチンに流れ込むなんて考えただけで恐ろしい~。(笑)
このような状態で勝手口を付けたら失敗・後悔するのは目に見えてました。
以上に挙げた勝手口のデメリットが理由で、我が家では勝手口から細長い窓に変更しました。
(関連記事:キッチン・ダイニングの細長い窓はニトリのカーテンシェードで目隠し!)
キッチンに勝手口のない新築一戸建てに住み始めての感想
勝手口のない新築に住み始めた感想ですが、予想通り勝手口の必要性を今も全く感じていません。
勝手口が計画されていた場所が道路に面している側だったので、余計に勝手口を作らなくて正解だった~!と心底思います。
勝手口があったら、ドアから透けて見える人の気配とかが今よりも、もっと気になっていたでしょうね。
それに、勝手口のドアがあることによって断熱性は確実に落ちると思いますので、絶対寒かったはず!
勝手口は雪の降らない地域で、且つ、使う人を選ぶ設備だなというのが率直な感想です。
あとがき
新築に勝手口は必要かどうかを聞かれたら、私たちの場合は「絶対いらない派」です。
特に雪が降る地域なら尚更です。
でも、
- 雪が降らなくて
- 靴を脱ぎ履き出来る土間スペースがあって
- 勝手口の上に屋根があって
- 洗濯ものを外に干すのに便利な動線になっていて
- 芝生の広い庭が勝手口を出てすぐの場所にある
家だったら、勝手口が欲しいかもしれません。
こんな家に住んでみたいな~。(笑)
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