新築一戸建ての間取りで妻のクマみから
と言われたことがあります。
女性だからこそ気になってしまう部分があるので、間取りを決める際の注意点をお伝えしようと思います。
目次
新築の間取りの注意点とは
新築の間取りの注意点として、ストレスを感じる間取りには注意が必要です。
キッチンが丸見えの間取り
ボーダーズ家の場合は、クマみの要望として
と言われました。
キッチンは女性にとって、特別でありプライベートな空間でもあります。
そこが、部屋に入った時に丸見えになるような間取りだけは、絶対に避けたかったようです。
例えば、LDKへの扉がキッチンの真横についている間取り。それが、こんな感じです。
部屋に入った時にキッチンが丸見え。トイレから出て手を洗うにも洗面所はキッチン横を通らなければならず、これまた嫌だったようです。
この図面は実際に、注文住宅を検討している時に提案された間取りです。
間取りを成功させるためのポイントは?
新築一戸建ての間取りを成功させるためには一般的には
- 家族の要望
- ゾーニング
- 動線計画
を考える事が重要と言われています。
家族の要望
新築一戸建てのマイホームは夢が膨らみますよね。「あれもしたい」「これもしたい」と希望が多くあるかもしれません。
それと同時に、これは絶対にイヤ!という事も合わせて、意見を出しておくと間取りプランの判断がしやすくなります。
注文住宅であれば、なおさら必要でしょう。誰かにとっては都合が良くても、自分にとっては不都合という事は意外とあるものです。
(関連記事:新築の階段の位置はどこがいい?リビングイン階段を選ばなかった訳は)
ゾーニング
ゾーニングとは、家のどのあたりにどのような部屋や設備を配置するかをおおよそで決める作業のことです。
ある程度の配置を想像しておくことで、設計担当者が具体的に図面へと落とし込んでくれます。良い設計士であれば、更に良くするための提案も合わせて行ってくれるでしょう。
逆に自分たちが考えたゾーニングをそのまま図面に落とし込んだだけの場合は注意が必要です。
通常、素人が考えたゾーニングでは何かしらの不備や不都合な面が出てくるはず。
そういった事を指摘してこないようであれば、協力して良い家を作ろうとする姿勢に問題がある可能性が高いので、注意が必要です。
動線計画
動線には
- 家事動線
- 生活動線
- 来客動線
があります。
- 家事動線とは、洗濯や掃除などの家事をするための動線
- 生活動線とは、生活するために動くための動線
- 来客動線とは、来客が動くための動線
一般的に、動線は短い方が良いとされています。
特に家事動線は、少ない動きで効率よく家事をこなすために、短くて直線であると作業がしやすいとされています。
また、ストレスの無さを重視するなら生活動線と来客動線が交わらないように配慮する必要もあります。
お風呂から出てきたら、来客と出くわしたなんて事にならないような動線を心がけたいものです。
間取りにだわりがない場合や考えるのに疲れたら
間取りはパズルのようなもの。
色々と考えすぎると疲れてきますよね。
もしくは、間取りは普通に使いやすければいい!という考え方の人もいるのではないでしょうか。
その場合は、建売住宅の間取りが参考になるかもしれません。
昔は、開放的なリビングや窓の大きさな家など個性的な家に憧れがありました。
例えば、無印良品の木の家みたいな。
しかし、生活スタイルや子どもの事を考えると、シンプルな普通の家の方が自分に合っているのかもと思うようになりました。
注文住宅は自由にデザインが出来る分、個性的な家が多く間取りの参考にはしずらかったです。
逆に、建売住宅の場合は派手さではありませんが、間取りは使いやすそうなものが多くありました。
建売のハウスメーカーの営業さんに聞いてみると、万人受けする売りやすい間取りになっているものが多いとのこと。
建売住宅は売れ残りだけは避けたいので、反応の良いポイントを押さえています。
間取りを考えるのに疲れたら、建売を参考にしてみてはいかがですか?
あとがき
建売は実際に物件を見学して確認出来るのもいいですよね。
建売住宅を見ているうちに、注文住宅じゃなくてもいいかも。。と思うようになりましたし。
注文住宅の場合は設計士さんの力量によってだいぶ変わってきそうですよね。
私たちが注文住宅を検討していた時は、希望の土地が見つからなかったこともあり間取りのプランニングもざっくりとした感じだったので、中々希望にあう間取りにはならなかったです。
現在新築中の間取りはシンプルで使いやすそうなので、私もクマみも内容に満足しています。
やっぱり間取りは自分たちのニーズに合ったものが一番ですね。